LW01-NWPをThe Things Network V3で試す

 

はじめに

用意するもの

 

The Things NetworkがV3にバージョンアップされました

サイト https://www.thethingsnetwork.org/

 

ログイン前画面

前回のバージョンと同じく、右上の『Login』を押してログインします。 アカウントが無い場合は、『Sign up』で登録します。無償です。

 

ログイン後画面

表示されているユーザー名の矢印を押して、『Console』を押します。

 

サーバー選択

サーバーを選択するのですが、どれを選択しても問題ないと思います。 今回は『North America 1』を選択しました。

 

コンソールトップ画面

The Things Network V3のコンソール画面が表示されます。

 

The Things Networkにゲートウェイを登録

まずは、LoRaWANのゲートウェイを登録します。コンソール画面で『ゲートウェイの登録』を押します。

ゲートウェイ登録1

ゲートウェイ登録2

ゲートウェイ登録3

最後に『ゲートウェイの作成』を押して、完了です。

 

ゲートウェイ登録3

ライブデータにエラーが表示されなければ正常に動作しています。 他のページでもステータスが『接続済』に変わります。

グローバル設定の『global_conf.jsonのダウンロード』を行って、中身を見ると周波数プランの周波数範囲を確認することができます(テキストファイル)。

 

The Things Networkにアプリケーションを登録

The Things Networkにデバイスを登録する前に、アプリケーションという枠組みのようなものを登録します。 コンソール画面の『アプリケーションの作成』を押します。

アプリケーションの登録

最後に、『アプリケーションの作成』を押すと登録されます。

 

The Things Networkにデバイスを登録

LoRaWANデバイスを登録するためには、事前にLoRaWANデバイスに割り振られている固有ID(Device EUI)を調べておく必要があります。

LW01-NWPで確認するには、

  1. 筐体に貼ってあるラベルで確認する

    ラベル

  2. LW01-NWPへのコマンドで確認する(<CR>は、キャリッジリターン)

    と入力すると、

    と出力されます。この出力された$以降の00ABCDEF12345678がDeviceEUIになります。

    (実際のお使いのLW01-NWPごとに00ABCDEF12345678の部分のIDは変化します)

 

アプリケーションのページを開きます。

アプリケーション画面

右下の『エンドデバイスの追加』を押します。

 

デバイス登録1

デバイス登録2

最後に、『Register end device』押すと登録できます。

 

実際に動作させてみる

工場出荷時は、OTAA接続になっていますが、変更された場合には下記のコマンドをLW01-NWPに入力してください。

 

データログ

ライブデータの項目に、エラーが表示されなければ、正常に接続できています。 ライブデータで、デバイスから送られてきたデータも確認することができます。

エラーメッセージで、

 

終わりに

The Things Network V3にデータが上がるところまでを書きました。

 


(2022/05/13 記載)