野村エンジニアリング

LoRaWANデバイス LW01-NWP

 LoRaWANに準拠したエンドデバイス!
シリアル入出力、アナログ入力、接点入力、接点出力などのインターフェースを実装。
(ディップスイッチ にて切り替えてお使いいただけます)

LoRaWANを介してモニタリング・制御が可能です。

 

LoRaWANデバイス_LW01-NWP

外部インターフェースを備えたLoRaWANエンドデバイスです
仕様書ダウンロード

LW01-NWPの特徴

  • LoRaWAN仕様に準拠。
    (モジュール単体にて技適取得済み。免許申請等は不要です)
  • アナログ入力・シリアル入出力・接点入出力に対応したインターフェース。
    *ディップスイッチ の切替だけで変更可能です。
  • バックアップ電源(単4×2)で、突然の停電情報も送信可能。
  • SRPC-SPS-N(ソーラーパワーサプライ)を利用して、無電源地帯での使用が可能。
  • DC12V/24V, DC5V, DC3.3V/+Bのパワーサプライ端子あり。
  • サーバーからのダウンリンクにより制御(接点出力・シリアル出力)、コマンドによる設定変更などが可能。
    *自発的にサーバーからデバイスに送信することはできません。
    デバイスからの送信時に、サーバーからの返信を受信できます。
  • 風向風速計・雨量計にも対応。
  • 各種センサーデータをLoRaWAN通信を使用して、LoRaWANゲートウェイと通信します。

    *別途AS923規格に準拠したLoRaWANゲートウェイとLoRaWANネットワークサーバーをご用意ください。

LW01-NWPの主な仕様

  • 送信周波数:923.2〜928.0MHz
  • 送信チャンネル:6チャンネル
  • チャンネル間隔:125kHz
  • 送信出力:20mW
  • 伝送速度:1760bps(最大 53byte)/3120bps(最大 125byte)/ 5470bps(最大 242byte)/11000bps(最大 242byte)
  • 電源電圧: 主電源 5V DC DC-JACK Φ2.1mm(センター+) バックアップ電源(単4x2 本) 2.6~3.6V DC
  • 消費電流: 約 10mA(5V) スタンバイ時 /約 25mA(5V) 送信時 /約 10μA(3V) スリープ時
  • 動作温度:-20~70℃(結露なきこと)
  • LoRaWAN 規格: LoRaWAN ver1.1 for AS923MHz ISM Band
  • 入出力端子:1985234(Phoenix) <AWG16
  • メンテナンスポート:mini-USB-TYPE-B
  • ケース寸法:125mm × 125mm × 60mm ※ 突起物除く
  • 測定電流範囲:4-20mA
  • 測定電圧範囲:0-10V
  • 入力端子:Active Low ON時 5mA/typ
  • 出力端子:10mA/max
  • シリアル通信:RS-232C/RS-485 最大255バイト
    *ただし、LoRaWANで送信可能なバイト数を満たすこと
  • 風速計:1m/s=600パルス入力/1分
  • 雨量計:0.5mm=1パルス

LoRaWANデバイスの構成例

有線で接続されたセンサ情報を、LoRaWAN通信を使用して、LoRaWANゲートウェイに送信します。

LoRaWANデバイス「LW01-NWP」のシステム概要説明イラスト

1)ネットワークおよび各種設定をする
 各種設定のためシリアル通信用のメンテナンスポート(mini-USB-TYPE-B)を用意していますので、各種設定や登録がコマンドにて行えます。(ネットワーク設定、インターバルの時間変更、伝送速度選択、モード選択、テストモード開始など)
 製品のDevEUIは、コマンドにてご確認いただけます。
 ネットワークにつきましては、AppEUI、AppKey、DevAddr、NetworkSessionKey、AppSessionKeyを登録してご使用ください。

2)最大10本の入出力端子を組み合わせて使用する
 ディップスイッチと半田ジャンパで、端子と入出力の種類を切り替えて使用します。
 *組み合わせによっては、同時に使用できない入出力タイプがあります。

<入出力の種類>
・アナログ入力  : 0-10V(最大4ch), 4-20mA(最大4ch)
・シリアル入出力 : UART , RS-232C , RS-485 , I2C
・接点入力 : プルアップ有 Active Low(最大9ch)
・接点出力 : オン時2端子短絡

<パワーサプライ端子>
・DC12V/24V(半田ジャンパにて切替)
・DC5V
・DC3.3V(5V供給時)/+B(SRPC供給時)


3)ダウンリンクでデバイスを制御・設定する
 サーバーからのダウンリンクにより制御(接点出力のオンオフ・シリアルデータ出力)、コマンドによる設定変更などが可能です。
*自発的にサーバーからデバイスに送信することはできません。デバイスからの送信時に、サーバーからの返信を受信できます。


4)風速計・雨量計も接続できる
・10分間の平均風速カウント、過去10分間の最大瞬間風速カウントを計測(600カウントが1m/s)。
 *フィールドプロ製FTJ40に対応。
・10分間の雨量カウント、1時間の積算雨量カウントを計測(1カウントは0.5mm)
 *転倒ます型雨量計に対応。

*動作テストには、LoRaWANゲートウェイDragino社LPS8-JP、LoRaWANネットワークサーバーThe Things Network(無償)を使用しています。

詳しくはお問い合わせください。