野村エンジニアリング

トレッカー・トラッキング・システム(ネパール)

315MHz帯特定小電力無線振動センサータグとタグ受信機(SRPC-RRS)、有線ゲートウェイ(SRPC-GW)を使用した、登山者の追跡システムです。



1)タグは振動センサー内蔵のアクティブタグ。
 登山者(トレッカー)が持ち歩いて振動させている間、ランダム7秒周期でビーコン(ユニークID)を発報します。

タグ


2)タグ受信機をトレッキングルートに1km程度ごとに設置。

 受信したタグのIDデータをメモリー内に保存します。親機(SRPC-GW)からの呼び出しに応じて、タグのIDデータを無線で返答します。SRPC-RRSは中継機能があります。
*特定小電力無線のみを使用するため、免許不要、通信料もかかりません。

タグ受信機






3)親機(SRPC-GW)がデータを回収。

 
親機(SRPC-GW)がタグ受信機(SRPC-RRS)にデータ回収コマンドを発行して、無線でデータ回収します。




4)気象観測用のSRPC-WJ-WSも同時に無線通信。 

 タグのIDデータを回収すると同時に、風向風速、雨量といった気象データも同時に無線で回収。トレッキングルートの気象状況がリアルタイムにわかります。

気象観測用




5)データはサーバーに転送され、ブラウザで閲覧することができます。 

 ブラウザでは、トレッカーの大まかな現在位置(SRPC-RRSが受信した場所)、各SRPC-RRSのステータス情報、気象情報などが閲覧できます。