太陽電池搭載 IoT ユニット SRPC2
有線・無線にてデータを回収し、公衆網を通じてサーバーへ!
無線オプションにより、LTE-M (nanoSIM) を搭載可能。IoT用のゲートウェイとして利用できます 。
また、特定小電力無線を利用し、SRPC2シリーズを中継させて、数台分のデータを一ヶ所に集めたり、
デバイスのセンサーデータを回収したりすることができます。
SRPC2 の特徴
- 太陽電池搭載で、防水ケースに内蔵。SRPC2シリーズを利用した屋外センシング・IoTに適した無線ユニットです。
- 様々な無線インターフェースを用意。LTE-M , 特定小電力無線 , BLE , GPS , LoRaWAN , Wi-Fi(設定用) など。
- LTE-M を搭載して、IoTゲートウェイとして利用できます(nano SIMタイプ)。
- 複数のSRPCのデータを特定小電力無線で中継・集約することも可能です。
- 大容量11Ahのリン酸鉄リチウムバッテリー。
- 太陽電池システムのソーラー電圧・バッテリー電圧・充電電流・消費電流を監視可能
- 入力端子(アナログ、シリアル、接点などに対応)。
静止画カメラ / センサータグの受信 / 風向風速・雨量・温度 / 土壌・日射・温度 / シリアル入力 / アナログ入力 / 接点入力・出力などに利用できます。
(同時使用できない組み合わせがありますので、詳しくはお問い合わせください) - AWS , Asure に対応
- ソーラーパネル 2枚、バッテリー 4個まで増設可能。
無線オプションなしで、ソーラー電源としてもご利用できます(スケジュール機能あり)。
SRPC2 の主な仕様
- 無線I/F:LTE-M, Wi-Fi(設定用), TS03, TS92, TS02E, TS2410, LoRaWAN, BLE, GPS など
*注文時に必要な無線をご指定ください。 - 端子(4ポート):アナログ(電圧 0-10V DC・電流 4-20mA)、シリアル(RS-232C,RS-485,UARTなど)、接点(耐圧 30V DC / 1A)などから選択。
*注文時にご指定ください。 - 対応SIM:LTE-M (LTE Cat.M1)nanoタイプ
docomo, Softbank,(KDDIはお問い合わせください) - ソーラーパネル:9W(2枚に増設可)
- バッテリー:LiFePo4 3.2V 11Ah(4個まで増設可)
- 出力電圧:バッテリー電圧(DC3.2V)、または昇圧DC5V、DC12Vより選択(他応相談)
- 出力電力:6W
- 消費電流:平均40mA(センサー等・外部消費電流を除く)
- 連続稼働時間:無充電下で250時間(満充電、平均消費電流 40mA の場合)
- 動作温度:-20~70℃(結露なきこと)
- 重さ:約2kg(ソーラーパネル*1、充電池*1を含む)
- 防水樹脂ケース:160mm × 240mm × 91mm(突起物除く)
SRPC2 のサイズ
● SRPC2のサイズです。
・1枚パネルの場合
・2枚パネルの場合
SRPC2の設置について
● SRPC2の設置方法について紹介します。
設置方向
ソーラーパネルを、太陽の直射日光が当たる方向へ向けて設置してください。
南向きが最適。東向き、西向きの場合は、1日に最低3時間以上は直射日光が当たる場所に設置してください。
*陰がかからない場所に設置してください。木陰や落ち葉などで、ソーラーパネルの一部にでも陰がかかると、全体の発電量が低下します。
角度調整
ソーラーパネルは、3段階に角度調整が可能です。角度を決めたら、ネジをしっかり締めて、ぐらつかないように固定してください。
ポール・支柱に固定
ポールや支柱に、市販のステンレスバンドなどで固定してください。
*15mm幅までのステンレスバンドを使用できます。
SRPC2 の構成例
● SRPC2の構成例を紹介します。
SRPC2単体、またはSRPC2シリーズの親機・子機として自立運転します。
1)単体で動作
・単体でセンシングとサーバーへのデータ伝送を行います。
設置前に、サーバーの送り先、アップロード間隔、スケジュール機能などを設定することで自立運転します。イベント発生時に、接点出力を行うこともできます。
・ソーラー電源としてもご利用いただけます。
ソーラー電圧、バッテリー電圧、消費電流、充電電流などステータスデータをサーバーへ送信、またはシリアル出力しますので、バッテリーの状態がわかります。
2)SRPC2シリーズの親機・子機として動作
・SRPC2シリーズは、搭載する無線の種類によって、LTE-M のゲートウェイ(親機)や、特小無線で自分や他のデータを中継する子機、LoRaWANデバイスといった動きをします。
SRPC2の子機ごとに違うセンサーを取り付けても、同じ無線プラットフォームにより中継が可能です。
接続可能なセンサー
● SRPC2に接続実績のあるセンサーを紹介します。
SRPC2 シリーズは、アナログ、シリアル、接点などのインターフェースを有しています。
センサーや計測器などのデータを直接読み取ることができます。
・アナログ DC 0-10V,0-5V,0-2V
・アナログ 4-20mA
・RS-232C
・RS-485
・UART
・I2C
・接点(I/O)
接続確認済センサー(抜粋) | ||
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AWS , Azure との連携
● SRPC2は、AWSやAzureといったクラウドサービスに対応しています。
SRPC2 シリーズは、AWS、Azureとの暗号化通信をサポートしています。
AWS、Azureの証明書の登録、各種設定が容易に行えます。
<SRPC2 シリーズとAWS IoTとの連携イメージ>
AWS IoT , Azure との接続方法については、WAN設定の仕様書をご覧ください。
SRPC2-MBL-CAMの画像
● 弊社デモ用サーバー(Azureにて作成)を公開しています。