野村エンジニアリング

 太陽電池+無線通信+センサーをワンパケージに! 約1kgのコンパクト設計。
 電源不要。太陽電池から各種センサーやタグ受信機に電力供給し、自立運転します。
共通化したプラットフォーム。複数の仕様の異なるSRPCを、429MHz帯の無線通信で連結させ、データを一箇所に集約可能。
電源(出力:3.2V、5V、12Vなど)としてもご利用いただけます。
風洞実験にて風速30Mの風を複数の角度から30分間当て続けて、変形や破損がないことを確認しました。
SRPCモニター(リモコン)や、無料のWindowsメンテナンスソフトも用意しています。

SRPCシリーズの特徴

SRPCシリーズは、太陽電池システムと、429MHzの長距離用特定小電力モジュールを搭載。
各種センサーやアクティブタグのデータ回収および伝送、オンオフ制御などに応用できる、防雨ケース入りの自立運転型ワイヤレスソリューションです。
太陽電池システムは、ソーラーパネルと大容量10Ahのリン酸鉄リチウムバッテリーで構成され、無充電下に置かれても10日半の連続稼働が可能です(平均の消費電流が40mAの場合)
ソーラーパネルで発電した電力は、バッテリーに充電され、各種センサーやタグ受信機に供給されます。
共通化したプラットフォームのため、SRPCシリーズは無線通信で連結が可能。通信距離は見通し2~3km。
スター形、ツリー形で無線連結可能。1台追加するごとに通信距離が倍に伸びます(最大10台連結可能)。
3チャンネルのマルチチャンネル通信を採用。
専用のWindowsメンテナンスソフト(無料)にて、スタンドアローンにて、経路設定、電源の監視、センサデータの表示、データのモニタリング、データ分析などが簡単に行えます。

SRPCシリーズの電気的仕様と外形寸法

内蔵モジュール:TS02EJ-S mdm4LDM(429MHz帯 特定小電力無線)
通信距離:見通し2~3km
動作温度:-20~70℃(結露なきこと)
消費電流:平均40mA(外部消費電流を除く)
質  量:約1kg(ソーラーパネル、充電池を含む)
出力電圧:バッテリー電圧または昇圧5V、12V 他応相談
最大出力電力:2000mW、他応相談
太陽光発電:MPPT制御
充電池:リン酸鉄リチウムイオン並列2本10Ah
ソーラーパネル:8.5W




モバイルゲートウェイ(親機・携帯モジュール内蔵)

SRPC-MOBILEは、SRPCからのデータを集約し、公衆網(LTEなど)を使用してデータを転送します。

さらに、SRPC-MOBILEに、カメラ、気象センサー、センサータグ受信機、アナログ入力、シリアル入力などのインターフェースを備えたSRPC-MBLシリーズもラインナップしています。モバイル単体で、データ取得からサーバーへのアップロードが可能です。

AWSとの暗号化通信をサポートしています!


SRPC-MOBILE(モバイルゲートウェイ)
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気象観測(温湿度/風向風速/雨量)

風速風向計温度/湿度センサー、風向/風速計/雨量計と接続し、各気象データを収集することができます。 気象観測、防災などに利用できます。
簡易気象観測用、気象庁検定品のいずれにも対応できます。


SRPC-WJ-WS(気象観測用)
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電源用(出力:3.2V、5V、12Vなど)

太陽電池(3.2V 10Ah)のコンパクト電源としてご利用いただけます。
電源出力は、3.2V、5V、12Vの3種類をラインナップ。
オンオフタイマーにより、電源を出力する時間帯を設定できるほか、明暗センサーや焦電型赤外線センサーと組み合わせることもできます。


SRPC-SPS(パワーサプライ)
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センサータグ受信用 / CO2センサー用

SRPC-TSRは、センサータグ(温湿度センサータグ・気圧センサータグ・加速度センサータグ・マグネットセンサータグ・照度センサータグなど)からのデータを受信します。センサータグを利用することで、複数箇所の温湿度や気圧といったデータ収集をローコストに実現します。 ビニールハウス内の温度ムラ等の監視にもご利用いただけます。


SRPC-TSR(センサータグ受信機)
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SRPC-AIRは、CO2センサーのデータを回収します。


土壌センサー DECAGON 5TESRPC-DNは、日射計と土壌センサー(土壌水分・温度・EC)のデータを回収します。
 →使用センサー 日射計   :プリード PCM-01SDL 
         土壌センサー:DECAGON 5TE(生産終了)


アクティブタグ受信用

アクティブタグ(RRS-TAG)からの信号を受信します。
SRPC-RRSを複数箇所に設置し、アクティブタグを携帯してもらうことで、子どもの登下校の見守り、高齢者の徘徊防止、登山者の通行管理などに応用できます。


SRPC-RRS(アクティブタグ受信機)
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アナログデータ用

SRPC-ANIOは、センサーから定期的に出力される0-5Vのアナログデータと、接点入力、パルスデータを収集します。
SRPC-CLIOは、センサーから定期的に出力される4-20mAのアナログデータと、接点入力、パルスデータを収集します。

> > > SRPC-ANIO仕様書ダウンロード > > > 

自動ポンプ制御・太陽電池・無線 【設置事例】
(電気柵、魚の養殖場)


シリアルデータ用

SRPC-SERIALは、センサーから定期的に出力されるRS-232C、RS-485データを収集します。
シリアル通信のボーレートは、2400bps / 4800bps / 9600bps (*出荷時)/ 19200bps に対応。


SRPC-SERIAL(シリアルデータ)
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SRPC-EZ-mdmは、基本1対1で使用します。RS-232C または RS-485 からシリアルデータを入力すると、操作コマンド無しで相手側の SRPC-EZ-MDM からシリアルデータが出力されます。
シリアル通信のボーレートは、2400bps / 4800bps / 9600bps (*出荷時)/ 19200bps に対応。

> > > SRPC-EZ-MDM仕様書ダウンロード > > > 


4接点のオンオフ制御

マスターとスレーブの1対1(中継機4台まで無線連結可能)で使用します。
電源出力(5V、12Vなど)、またはオープンドレイン出力で、4接点までのオンオフを制御できます。
外部ステータスLEDの表示により、通信不良、電源不足などのトラブル原因がわかります。

> > > SRPC-IO(クローズシステム向け)仕様書ダウンロード > > > 
> > > SRPC-IO(インターネット対応)仕様書ダウンロード > > > 


【設置事例】
(渋滞検知・ポンプ制御イメージ図)


わなセンサー用

わなに取り付けたマグネットセンサーがはずれると信号を発信します。
ネットに繋ぐタイプ:わな側(TX)と親機(RX)の間の無線通信を315MHz帯の無線を使用し、親機(RX)とゲートウェイ間は429MHz帯の長距離無線を使用するタイプ
特定小電力無線のみを使用するタイプ:わな側(子機)の信号を、わなリモコンで受信し、LED・バイブ・ブザーで表示するタイプ(最大8つまで、わなを登録可能)。

> > > わなセンサーリーフレットダウンロード > > > 
> > > わなリモコンリーフレットダウンロード > > > 


わな 【設置事例】
(わなリモコン(檻) / 電気柵)


ゲートウェイ(親機・有線LAN)

SRPC-GWは、USBとEthernetの口を持ち、有線でデータ通信を行います。

> > > 初期設定マニュアルダウンロード > > > 
> > > SRPC-Gateway仕様書ダウンロード > > >  ゲートウェイ
> > > SRPC-Gateway Base仕様書ダウンロード > > >  ゲートウェイベース


ハンディ警報機

あらかじめWindowsソフトでSRPCと「しきい値」を設定。その値を超えたデータを受信すると、ブザーとバイブ、LEDで通知。
8つのボタンそれぞれに、風速・雨量強度・温度・湿度等のしきい値を設定できます。

> > > ハンディ警報機リーフレットダウンロード > > > 


SRPC-Monitor

SRPC-monitor
1台で複数のSRPCを監視できます。バッテリー状態/ソーラー電圧/バッテリー電圧/充電電流/消費電流/温度・湿度の6種類をモニタリング。防水構造。技術基準適合認証取得済み。





SRPC-Monitor
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メンテナンスソフト(Windows用)

   

スタンドアローンで使用するSRPCシステム専用のWindowsソフトです。
SRPCの各種設定や経路設定は、まずこのソフトで行います。
さらに、スタンドアローンでのデータロギング、データ分析、グラフ化、CSVファイル書き出し、日報印刷なども行えます。


メンテナンスソフト
紹介ページ



SRPC後継機種  SRPC2のページ
 *SRPCの後継機です。